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GEKI CINE NISEYOSHITSUNEMEIKAINIWARAU
日の本の国が、源氏と平氏の勢力で二分されていた時代。源頼朝(粟根まこと)が鎌倉を拠点に力を蓄えていた一方で、国の北方、“みちのく”と呼ばれる奥州はどちらにも属さず独立自治を貫いていた。奥州をまとめるのは奥華一族。その都は「黄金の都」と噂され、死者を木乃伊(ミイラ)にする風習があった。奥華によりかくまわれていた頼朝の義理の弟、遮那王牛若(早乙女友貴)を、奥華玄久郎国衡(生田斗真)がはずみで死なせてしまう。弟の奥華次郎泰衡(中山優馬)をかばうためとはいえ頼朝の挙兵直前だったこともあり、牛若を殺したのは大問題だと頭を抱える奥華の当主、奥華秀衡(橋本さとし)だったが、牛若のお目付け役の僧、常陸坊海尊(山内圭哉)と武蔵坊弁慶(三宅弘城)が、玄久郎を牛若に仕立てることを画策。その提案を受け入れた玄久郎は、以降、源九郎義経を名乗り、持ち味のポジティブシンキングと機転とで、義兄の頼朝が平氏打倒を目指す挙兵に参加する。その頃奥華では、秀衡の妻にして次郎の母でもある巫女長の黄泉津の方(りょう)が、次郎が正当な後継ぎであると主張、その企て通り、次郎に秀衡を殺させていた。 一方、戦いの途中で静歌(藤原さくら)という大陸渡りの歌うたいに出会った義経は、その歌の不可思議な現象により、秀衡が次郎に殺されたことを知ることに。奥華最大の危機に、”偽”義経が立ち上がる時、静歌の歌で冥界の扉が開かれる。
監督: 演出:いのうえひでのり
出演: 生田斗真/りょう/中山優馬/藤原さくら/粟根まこと/山内圭哉/早乙女友貴/三宅弘城/橋本さとし ほか
(金)
※Dolby Atmos上映:3/7(金)~3/13(木)